今年の3月28日は、イエスさまが大勢の人々に迎えられながらエルサレムに入城されたことを記念する「棕櫚の主日」という教会歴の祝日です。人々は自分の服や木の枝を道に敷き、ホサナと叫びつつ、ロバに乗って来られるイエスさまを迎えていたと聖書には描かれています。ヨハネの福音書には人々が切ってきた枝が棕櫚の木の枝だと記されているため、この日は棕櫚の主日と呼ばれるようになりました。

人々はイエスさまを政治的革命家、即ち、ローマの支配から解放してくださる政治的解放者として迎えていましたが、イエスさまは彼らの期待とは違って、神様の御心に従順して、苦難を受けられるために、そうして救いの御業を完成するために、来られたのです。この苦難の意味を人々が分かるようになったのは、イエスさまが復活され、昇天され、聖霊が弟子たちに下った後のことでした。

棕櫚の主日は受難週の始まりの日です。主が受けられた苦難を深く想いつつ、感謝をもってこの一週間をお過ごしできますよう、心から祈ります。

なお、緊急事態宣言が解除されました。教会堂での礼拝の自粛は、各自の判断にお任せいたします。教会堂では感染防止の対策を徹底して礼拝を行います。

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棕櫚の主日礼拝 前 奏  招 詞   讃美歌 83 主の祈り (93-5 A) 讃美歌のp.148 詩編交読 詩編 118編19~29節      讃美p.130 (単独p.134) 讃美歌 309 聖 書 哀歌5章15~22節             (旧p.1295)   マタイによる福音書27章32~56節          (新p.57) 祈 祷  使徒信条 (93-4 A) 賛美歌のp.146 讃美歌  306 説 教 「十字架への道」 牧師 金南救 祈 祷 讃美歌  300      献 金      報 告 頌 栄 29 祝 祷         後 奏